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コラム「音楽の浅読み」第1回『GLAY』ー生まれた街のあの白さをあなたにも見せたいー

 みなさま初めまして!自称多趣味の冴えない20代学生です。普段から色々な音楽ジャンルに興味を持ち、幅広く音楽に精通したいという強い願望から、コラムを作成するに至りました。

 題して「音楽の浅読み」です。

 このコラムでは、日々興味を持ったアーティストについて、独自の私見とアーティストの思い出を語るというシンプルなものです。

  私は現在20代前半と若輩者ですが、J-POP・80-90年代邦楽ロック・アイドル・歌謡・演歌・アニソン・ボーカロイドHIPHOP・洋楽・クラシックなど様々な音楽ジャンルを幅広く聴いており、いつか自分の音楽観に対する気持ちを伝えたいという願望がありました。

  とはいえ、20代前半の意見など聞くに堪えない些末なものです。そこで「音楽の浅読み」として、カジュアルに自分の気持ちを書いていこうと思った次第です…。よければ、皆さんの意見も踏まえて色々と交流できれば幸いです!

 第1回のアーティストは、日本の音楽シーンを牽引してきた伝説のロックバンド「GLAY」について書かせていただこうと思います。

GLAYについて】

メンバー:TERU(ボーカル)・TAKURO(ギター)・HISASHI(ギター)・JIRO(ベース)

結成:1988年

  1994年にX JAPANYOSHIKIさんのレーベルであるエクスタシーレコードからデビューし、以降数々の金字塔を打ち立て続け、日本の音楽界の先頭に立ってきた伝説のロックバンドです!

  私が中学2年生の頃、1番仲が良かった友人の1人がGLAYのファンでよく話していたことをきっかけに知りました。当時はロックバンドについて無知だったこともあり、全く興味がなく、よく友人の話を聞き流していました。そんな友人とも高校進学に伴って離れ離れになり、5年程が経った頃、ふとした時に思い出しサブスクで聞いてみたことでGLAYの音楽に出会うことになりました。初めて聞いた曲はサブスクの1番上に表示されていた『HOWEVER』で、あまりに衝撃的だったことを今でも鮮明に覚えています。柔らかなピアノの伴奏から優しく語りかけるような声に心を惹かれ、サビでの力強い高音ボイスに圧倒されてしまいました。当時辛いことが沢山あったこともあり、聴き終わった時には涙がこぼれていたことは今でも記憶に新しいです。以来4年間に渡ってずっと聴き続けている大好きなバンドです!

HOWEVER

HOWEVER

GLAYの魅力について】

  説明不要のバンドではありますが、私の思うGLAYの魅力についてお話しようと思います。

GLAYの魅力その①『郷愁に駆られる歌声と情景が思い浮かぶ作詞』

  GLAYの魅力でまず思い浮かんだのは、ボーカルのTERUさんの歌声とTAKUROさんの創りあげる歌詞だと思いました。そこにHISASHIさんとJIROさんが世界を作り上げると、向かうところ敵無しです!本当に恐ろしい才能…カタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ

  特にそれを如実に感じるのは『Winter,again』での一幕『生まれた街のあの白さをあなたにも見せたい』という歌詞。関西生まれ関西育ちのコテコテの関西人で雪すら見たことの無い人間でも、まるで雪国を故郷に持ったかのような感覚…。初めて聞いた時は思わず「嘘やん…」と思いましたね(苦笑)

Winter, again

Winter, again

GLAYの魅力その②『緊張と緩和のギャップ』

  例えが合っているか分かりませんが、よく漫才で緊張と緩和が大事なんてことを耳にしますよね。GLAYの曲はアップビートなロックと、ゆったりと進行していくバラードのギャップが凄すぎて、まるでタワーオブテラーのような…これは間違ってますね(笑) とにかく曲ごとに見せる顔にギャップがありすぎて、本当に同じバンドなのか…!?と疑ってしまうほどです!

  ロック調の楽曲の代表曲といえば『誘惑』ですよね!MVからカッコよすぎてヤバいです…!リリースから長い時が経っても色褪せないGLAYの象徴的な曲の1つです!

  反対にバラードとして私がおすすめしたいのが『HAPPINESS』という曲で、自分自身と向き合いたい時によく聞きます。特に冬の寒い夜、繁華街の喧騒の中でこの曲を聴くと、自然に涙がこぼれてきます…。

  話が逸れましたが、本当にこの2つの曲を同じアーティストが奏でているとは到底思えないほど驚いたことを覚えています。どちらのテイストでも独自の世界観をこれでもかと表現出来るのはGLAYならではの魅力だと思っています!

誘惑

誘惑

HAPPINESS

HAPPINESS

GLAYの魅力その③『メンバー同士の仲がいい』

  単純な魅力で申し訳ないです…( ˊᵕˋ ;) GLAYは地元函館から30年という長い時を共にしてきたというのに、今でも変わらず仲が本当に良いですよね。特に公式YouTubeで毎年恒例となった『カタカナ禁止飲み』では、その仲の良さがよく伺うことができ、普段の演奏では見えないメンバーのギャップにやられてしまいました(笑) 

【新企画 勝手にセットリスト】

  ここまで色々とGLAYの魅力について語ってきましたが、もしライブに行くなら聞いてみたいと思う曲を勝手にセットリストとして組んでしまおうというのがこの企画です!それぞれの曲に一言コメントも付けるので、是非参考にしてみてください!(…おこがましいですが笑) ※ 文字量の都合上、10曲(うちアンコール3曲)に統一します。

誘惑:この曲で始まったら最初からクライマックスです!笑

MERMAID:カラオケで上手く歌えれば最高の1曲。大抵は歌えない笑笑

Missing You:猛雪で風が強い日に聴きたい1曲。厳しい向かい風にも向かっていける勇気をもらえます!

Yes,Summerdays:一気に会場を夏にしてくれそうな1曲。本当に夏の匂いがしてきます(笑)

HOWEVER:コラム本編で書いたため割愛

HAPPINESS:コラム本編で書いたため割愛

BELOVED:人生の岐路に聞きたい名曲。この曲で私も挫折から立ち直れました。

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BETTY BLUETAKUROさんの昔のストックに残しており、近年音源化された1曲。GLAYの進化が止まらないことを教えてくれました。

Winter,again:コラム本編で書いたため割愛

SOUL LOVEGLAYで1番好きな曲。『ふいに心を奪った瞬間のあのトキメキよりも眩しい程に』この歌詞で在りし日の初恋の思い出が蘇ります。

【最後に一言〜歌詞を添えて〜】

  今回は第1回ということもあり、私の中での音楽観を変えてくれたGLAYについてお話しました。20代としては世代でもなんでもないのに、ここまで心を惹き付けられるのは、GLAYの魅力に他なりません。いつか必ずライブにも行ってみたいものです…。ここまでお付き合いいただきありがとうございました!次回は次代を担うシンガーソングライター『ビッケブランカ』さんについて語ります。ではでは!

『やがて来るそれぞれの交差点を 迷いの中立ち止まるけど それでも人はまた歩き出す』

                                                    BELOVEDより