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エッセイ「そして人生はつづく」#2『郷愁はつづく』

 星野源氏のエッセイ『そして生活はつづく』に影響を受けた本エッセイ『そして人生はつづく』早くも第2回です。今回は、これからの未来を担う高校生と触れ合い、在りし日の思い出に耽ることになった筆者の1日のお話です。

 ※身バレ防止の為、筆者に関する情報はあまり出さないように工夫して書きますので、ご了承ください。

  それでは少しの間お付き合いください。

 

『郷愁はつづく』

 

 皆さんは、楽しかった中高生時代を思い出すことはあるでしょうか?

 私はつい最近思い出す機会があった。現在所属している大学での活動の一環で、先日とある高校にお邪魔させていただいた時のことであったが、自分よりも一回り年下の高校生達と実際に交流させていただいたのだが、あまりにも若い。若すぎる。

 私も現役の大学生ではあるのだが、高校生の若々しさには到底及ばない。その身体から解き放たれるエネルギッシュなオーラは、一回り年上の大学生にはきつすぎる。ただ、何年かぶりの高校という場所は、実際に通っていない高校であったとはいえ、様々な思い出を蘇らせてくれた。高校時代の友達や、楽しかった学生生活、進路を決めるときに悩んだ思い出。忘れていた何かが自分のなかで形作られていくのが分かった。

 高校時代を思い出している際、1年前に高校の時に仲が良かった3人組で卒業以来ぶりに会って、遊びに行った時のことを思い出した。その当時は大学でも上手く行かないことが多くて、悩ましい時期を送っていたのだが、久しぶりに会う友達との遊びは、全てを忘れさせてくれた。私だけじゃなく、友人2人もそれぞれに悩みを抱えていたのだが、赤裸々に語り合い、夜を明かしたことで、失われた絆が再び紡がれていく感覚を感じた。帰りに高校の時のようなLINEグループを作って、また頻繁に会おうと約束をした。

 その2日後、友人の1人がLINEグループから抜けて消息を絶った。どうやら個人LINEもブロックされているようで、気づいた時には成す術がなかった。あんなに楽しかったのになんで…。と、自問自答する日々。もしかすると自分だけが楽しかっただけだったのではないだろうか。私の高校時代の絆を取り戻す物語はそこで終わりを告げた。

 やはり、高校時代の思い出はあくまで高校時代の時の話であって、今とは違うのだろうか。今から高校時代の思い出をなぞるように生きるのは野暮なのであろうか。今を生きる者にとって、いつまでも昔の思い出に浸るのは、今の生活の妨げになってしまうのであろうか。

 そんな1年前の話が脳裏によぎる中、現役高校生との交流は始まった。みんな生き生きとした目をしている。そんな明るい雰囲気に、荒んだ心も晴れていく感覚を覚えた。この子たちはこれからどんな人生を歩んでいくのだろう。無限の可能性を持つ若き力は、どこまでも高く舞い上がっていくことだろう。

 そんな高校生たちにあてられた私は、音信不通になった友人との再会を心に決めた。高校時代の共通の知人に声をかけ、連絡をもう一度とることを目指した。これは単なる私のエゴなのかもしれないが、もし気に障るようなことを言ってしまっていたのなら、もう一度会って謝りたい。また、馬鹿なことを言って笑いあいたい。もし何かに悩んでいるのであれば、一緒に解決してあげたい。

 昔の楽しかった思い出に浸って、郷愁に耽り、今という現実に背を向けてしまいたくこともある。ただ、昔の思い出は今も心の中にあって、今の自分の支えとなってくれているという考え方を私はしていきたい。

エッセイ「そして人生はつづく」#1『アルバイトはつづく』

『携帯電話の料金を払い忘れても、部屋が荒れ放題でも、人付き合いが苦手でも、誰にでも朝日は昇り、何があっても生活はつづいていく。ならば、そんな素晴らしくない日常を、つまらない生活をおもしろがろう!』

引用:『そして生活はつづく』著者:星野源 文春文庫

 みなさまはじめまして。どこかのしがない学生です。上の文は、高校生の頃大好きだった星野源さんのエッセイ「そして生活はつづく」という作品の一節です。本エッセイはこの作品に影響を受けて、日々の暮らしの中で起こったことを面白おかしく、時には真剣に書いてしまおうという、そんなエッセイです。

※身バレ防止の為、筆者に関する情報はあまり出さないように工夫して書きますので、ご了承ください。

  それでは少しの間お付き合いください。

 

『アルバイトはつづく』

 

  皆さんが働きだしたのはいつですか?

  私が仕事をし始めたのは中学生の頃。実家の仕事を手伝い始めたことが私の中での仕事の始まり。高校生になってからはより本格的に働き始めた訳であるが、言ってしまえば家族同士での仕事である。怒られてもいつもの事と思って割り切れてしまう。ただ、全くの他人様と働く一般的なアルバイトではそうはいかない。家族に怒られるよりも他人に怒られた方が数倍心に来てしまう。そんなこともあり、初めて外で始めたアルバイトは長続きしなかったことを覚えている。ただ、全く知らない他人様に怒られるという経験は、見知った学校の先生に怒られたり、親に怒られたりすることよりも、自分自身の経験値として大きな収穫があった感覚がある。

  よく父親に言われた言葉がある。『他人の釜の飯を食え』と。意味合いとしては、肉親から離れ、他人に囲まれた中で揉まれてようやく一人前として認められるという意味である。私自身意図せずにこの言葉を実践していたのだろう。その後学生時代の間に3つの場所で働くことになったが、どの職場も最初のバイトの時のように辞めた経験はなく、どこでもやり切った感覚を持った上で次のステージに進むことが出来た気がする。この経験は自分自身をより強くしてくれた気がする。

  話は変わるが、この前2年半ほど勤めたアルバイト先を辞める決断をした。理由は至ってシンプルで、就職で地元を離れる前にやりたかった仕事を経験してみたかったからである。地元を離れるまでの期間にして半年と短いが、このタイミングで始めないと雇って貰うことは出来ないと踏んでの決断であった。元のアルバイト先の皆さんは本当に優しくて、やめないで欲しいと有難いお言葉もいただいたが、それ以上に自分自身の決意は固く、無理を言って辞めさせていただいた。決断してからは、私の意思を尊重してくれたこともあり、最後は笑顔で送り出してくれた。

  新しい職場は、高校生の頃に経験のあった業種だったこともあり、すんなり慣れることが出来た。ただ、1から物事を始めるということの厳しさを今改めて感じている。この経験も将来の自分への糧に出来ればと思う。

  ただ、1つ不安なことが起こった。元のバイト先で私の後釜に採用された学生の子が初日から飛んでしまったそうだ。この話を聞いた時申し訳なさが込み上げたが、同時になぜ?という感情が純粋に沸いた。わざわざ面接にまで来て初日から飛ぶことの意味が分からなかった。勿論、初めてのバイト先に行く時は誰しも緊張もするし、帰りたいと思う気持ちも分かる。ただそれ以上に不可解でもあった。

  とはいえ、私は今となっては別の職場の人間である。そちらの問題に干渉することはもはや出来ない。昨今新卒入社した社員が入社してすぐに退職するという流れや、それに関連して派生したサービスが流行しているが、この問題とも近いものを持っているのだろうか。

  そんなことを考えても埒が明かないので、私は今日とてバイトに向かう。人は生きていく為に働かなければならないのだから。

コラム「音楽の浅読み」第2回『ビッケブランカ』-おもひでひとつ大人になって去年のことは忘れませんか-

 久しぶりの更新です。日々興味を持ったアーティストについて、独自の私見とアーティストの思い出を語るというコラム、

音楽の浅読み

 第2回は次代のJ-POPシーンを担うシンガーソングライター『ビッケブランカ』さんです!

【ビッケブランカについて】

・ビッケブランカ

 2014年アーティスト活動開始。所属するレーベルはavex traxで、公式ファンクラブ「French Link」を運営している。2018年には、テレビ東京系列アニメ「ブラッククローバー」のオープニングテーマに「Black Rover」を書き下ろし、2020年には同アニメ作品に「Black Catcher」をリリース。Youtubeの再生数は6900万再生を誇り、国内外問わず、多くの支持を集めている。2022年10月には、「1年に1度ファンと集まることができる場所」と位置付けて主催したライブ「RAINBOW ROAD -軌-」をとり行い、2024年5月には第3回となる「伝の章」を開催。初の対バン形式で開催され、「moque」「緑黄色社会」「絢香」を招き、盛大にとり行われた。

 私がビッケブランカさん(以下ビッケさん)と出会ったのは、大学1年生の頃でした。私の音楽観は1歳上の姉によく影響を受けていたのですが、ビッケさんもその1人でした。当時はコロナ禍に突入した直後で大学入学と被ってしまったこともあり、気持ち的にも滅入ってしまうような時期だったことを覚えています。そんな時に姉の紹介で知ったのがビッケさんの音楽でした。

 初めて聴いた時は、正直あまりハマらないかな?というのが第一印象でした。ただ私は、一見で結論を決めてしまうのは勿体ないと思ってしまう性格であったこともあり、更に数曲を聴いてみることにしました。そこであることに気が付きました。『あれ…この人の音楽って何種類あるの…』。そうです。ビッケさんの特徴の1つでもありますが、この方の音楽はハイテンションなものから、静かなバラード、全ての歌詞が外国語の曲から、シティーミュージックのような曲まで、実に多様性に富んでいるのです!一見で自分の好きな曲調ではないからと言って、他の曲の可能性を危うく捨ててしまうところでした…。この魅力に気付いた後は、耳が腐るほど色々な曲を聴き続けました。そして、ライブにも3度ほど行かせていただくほど、今ではビッケさんの音楽無しでは生きていけない身体になってしまいました…!

【ビッケブランカの魅力について】

 ビッケさんの魅力はその音楽性や歌声、世界観だけではなく、人柄やライブパフォーマンスなど多岐に渡ります。私の考えるビッケさんの魅力について深堀りしていこうと思います!

ビッケブランカの魅力その①『抜群の音楽性と世界観、それに華を添えるリリックの魅力』

 ビッケさんの魅力といえば何といってもその音楽性にあると思います。個人的に音楽性の豊かさについては他のアーティストより群を抜いているとも思っています。その音楽性の高さから作られる数々の楽曲は、曲調やジャンルを越えて、様々な世界へと誘ってくれます。ただ、そんな世界観もどこかで繋がっているのでは?と思うことがよく見られます。例えば『ウララ』という曲と、『ポニーテイル』という曲。どちらも「春」がテーマの楽曲ではありますが、曲調は異なります。『ウララ』はアップビートで陽気な曲であり、反対に『ポニーテイル』はゆったりとした進行で語りかけるような優しい曲で対照的です。ただ、歌詞を比較すると、アップテンポな『ウララ』が別れを予期させるような歌詞であり、一方バラード寄りにも聴こえる『ポニーテイル』では、これから先の愛を約束するような歌詞にも聴こえてきます。どちらかというと曲調で言えば反対では?と思ってしまいますが、ここがポイントだと私は考えます。別れは『明るく』これまでの思い出をプラスに捉えられるように。反対に出会いやこれから先の2人の未来は永遠に続くように、『ゆったりとした時が流れていく』ことをイメージさせているのではないのでしょうか。このような心憎い仕掛けをしてくれるあたりが本当に魅力的ですよね。また、この2曲は実は同じ世界線であり、曲の主人公が取った選択によって運命が変わった先に、これらの楽曲があるという見方はできないでしょうか?聞き手によって様々な答えを用意してくれる魔法のリリックには脱帽です…。そんなビッケさんですが、曲はすぐに思いつくが歌詞についてはいつも悩ましいそうです…。嘘つけ!って思います笑

ウララ

ウララ

ポニーテイル

ポニーテイル

ビッケブランカの魅力その②『ライブパフォーマンスと人柄』

  ビッケさんはその音楽性に引けを取らず、かなり独特な感性をお持ちの方だなと思います。それはライブのMC中によく垣間見ることが出来ますが、そんな人柄に負けず劣らずライブパフォーマンスは圧巻の一言です!音源で聴く歌声とライブでの歌声に一切の乖離はなく、むしろライブの歌声が音源に勝っているくらいです!

  ビッケさんのライブでいうと、毎回の恒例行事の様なものがあります。例えば『Want You Back』という楽曲では、最後の『Booyakasha!』という歌詞を会場全体で声を合わせて発声するのですが、何が気に入らないのか毎回やり直しさせられます笑笑

  他にも先程も出た『ウララ』という楽曲でも、大サビ前のメロディーを長めにとって、余韻に浸りながら観客と目線を合わせて手を振ってくれたりする時間もあります。こういう遊び心やファンサービスをしてくれるところは、ビッケさんの魅力のひとつと言えそうです!

Want You Back

Want You Back

ビッケブランカの魅力その③『その人に合った励ましをくれる楽曲たち』

  ビッケさんの楽曲は様々な曲調やジャンルを越えて様々に存在することをお伝えしましたが、その楽曲たち全てに言えることとして、どの曲もどんな人に対しても響くような曲になっていると思います。あまり語彙力が無くて良さを上手く伝えられませんが、数ある楽曲の全てが全ての人に刺さるとは言いません。ただ、数ある楽曲の中でその人に合った励ましをくれる曲が絶対に存在します。これは断言できるビッケさんの魅力だと思います!

  私自身対人関係で悩んでいた時に救われた曲が2曲ありました。『Changes』と『Grate Squall』です。

  『Changes』の歌詞は本当にストレートです。『もっといいやつにいつかはなれますように』この歌詞からは、今の自分には余裕がなくて、いわゆる「良い奴」になることはできないけど、『いつかは』なれるように少しずつ前を向いていこうというメッセージを受け取りました。自分のペースで変わっていけばいいという歌詞に隠されたメッセージに心を救われました。

  『Grate Squall』はそんな前に進んでいく決意を固めた時に、背中を押してくれるような、そんな曲だったと思います。『だからこんな雨の日は 出かけようよ 出かけよう』この歌詞を聞いた時、真っ暗で雨が降っているような沈んだ気持ちに、一気に虹がかかったような気持ちになりました。この曲をライブハウスツアーの大トリで聞いた時、涙が止まらなかったことを思い出します。

  こんな感じに、あなたに合ったあなただけの励ましをくれる楽曲たちが必ずあります。

Changes

Changes

Great Squall

Great Squall

【企画・勝手にセットリスト】

 ここまで色々とビッケさんの魅力について語ってきましたが、もしライブに行くなら聞いてみたいと思う曲を勝手にセットリストとして組んでしまおうというのがこの企画です!それぞれの曲に一言コメントも付けるので、是非参考にしてみてください!(…おこがましいですが笑) ※ 文字量の都合上、10曲(うちアンコール3曲)に統一します。

革命:アニメのオープニング曲のように明るくアップテンポな1曲。ライブでの盛り上がりもひとしおです!

Black Rover:アニメ「ブラッククローバー」のOPでも有名な1曲。イントロのピアノで一気に世界観に引き込まれます。

ポニーテイル:コラム本編で書いたため割愛

蒼天のヴァンパイア:クラブのような縦ノリを具現化したような1曲。ライブでの盛り上がりは一番といっても過言ではありません。

アシカダンス:ピアノとの親和性が高いビッケさんの楽曲の中でも、最も聞き心地の良い1曲。

Slave Of Love:MVも可愛く、是非皆さんに知ってもらいたい1曲。失恋の辛さを監獄に捕らわれた囚人に見立てた秀逸な曲でもあります。

ファビュラス:筆者が最も好きな曲であり、MVも何度も見返しました。辛いことがあっても、「人生ファビュラス」の歌詞だけで全てがどうでもよくなります。

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Changes:コラム本編に書いたため割愛

Grate Squall:コラム本編に書いたため割愛

ウララ:コラム本編に書いたため割愛

【最後に一言~歌詞を添えて~】

 今回は次代を担うアーティスト「ビッケブランカ」さんについて取り上げました。ビッケさんの魅力はこのコラムでは書ききれない程にたくさんあるのですが、私の思う魅力が、少しでも多くの人に届いてくれたらなというささやかな祈りを込めて今回のコラムは終わろうと思います。次回はHIPHOP界のレジェンド『漢 a.k.a. GAMI』さんと、リリカルなリリックセンスで人々を魅了するラッパー『GADORO』さんの2人から読み解く、HIPHOPの世界について取り上げます。ご期待ください!!!

『人生 Fabulous 今までの僕なんていなかったかのように』

                            ファビュラスより

【緊急回】伝説のゲーム「プロ野球PRIDE」について #7 『連日の不具合…聞こえるサービス終了への足音』

  みなさんこんにちは!第7回となりました名作ゲーム『プロ野球PRIDE』についてのコラムですが、今回は緊急回として最近頻発している不具合について書こうと思います。

【不具合①ペナントでのエラー多発】

  5月のPBC予選の頃から、ペナントでのエラーが頻発するようになりました。実際に対戦するタイミングでエラーが発生し、試合処理がされずに画面を戻されてしまうという内容でした。筆者もPBC予選の際に何度もエラーが起こってしまい、モチベが低下して以降はペナントに触れることはなくなりました。特に上位プレイヤーにとっては、ペナント予選の最終位置次第では、その後のトーナメントに影響が出てしまうこともあり、今回の不具合はプレイヤーにとって大きな影を落としてしまいました。特にペナントにおいて、対戦相手を選択する際、自チームよりも格下の相手と対戦する際は決まってエラーが発生するという意見もありました。

【不具合②プレゼント一括受取ができない】

  ペナントエラーに引き続き、プレゼントの受取にもエラーが発生し、6月1日時点でプレゼントの一括受取が停止されました。プロ野球PRIDEというゲームの性質上、プレゼントの一括受取が出来ないと不便どころの騒ぎではなくなります。イベントやガチャが不便になることと同義でもあるためです。

【不具合③SOCの試合処理遅延】

  5月初旬から起こっていたこのSOCにおける試合処理遅延の不具合。現在では改修され、6月3日からSOCが再開されるとのことです。試合後の画面表示や選手表示についての不具合が現在も残っているそうですが、試合結果にはなんら問題はないため放置されるとのことです。

【これらの不具合から見る今後について】

  同じ期間中に3つもゲームに関する重要な不具合が生じたこともあり、プレイヤーからの不満は掲示板から察するに爆発してしまいました。これらの不具合に対するお詫びが順次配られるとのことでしたが、現在配られた形跡はなく、更には深刻なユーザー離れを引き起こしてしまったそうです。中にはリーグメンバーが脱退してしまい、リーグとしての存続が困難になったとの報告もあり、それらに対するお詫びが、12周年メダル1000枚とPRIDEメダル3000枚では割に合わないような気もいたします。このような不具合を頻発、そして改修を放置するなどの惰性な運営を続けていると更にユーザー数は減っていき、サービス終了の可能性も高くなってくると個人的には考えております。運営の皆さまにはこれらの事をゆめゆめ忘れないように善処していただきたいものです。それでは今回はここまでとして、次回から通常回を配信いたします!ご期待ください!!! ではでは!

コラム「音楽の浅読み」第1回『GLAY』ー生まれた街のあの白さをあなたにも見せたいー

 みなさま初めまして!自称多趣味の冴えない20代学生です。普段から色々な音楽ジャンルに興味を持ち、幅広く音楽に精通したいという強い願望から、コラムを作成するに至りました。

 題して「音楽の浅読み」です。

 このコラムでは、日々興味を持ったアーティストについて、独自の私見とアーティストの思い出を語るというシンプルなものです。

  私は現在20代前半と若輩者ですが、J-POP・80-90年代邦楽ロック・アイドル・歌謡・演歌・アニソン・ボーカロイドHIPHOP・洋楽・クラシックなど様々な音楽ジャンルを幅広く聴いており、いつか自分の音楽観に対する気持ちを伝えたいという願望がありました。

  とはいえ、20代前半の意見など聞くに堪えない些末なものです。そこで「音楽の浅読み」として、カジュアルに自分の気持ちを書いていこうと思った次第です…。よければ、皆さんの意見も踏まえて色々と交流できれば幸いです!

 第1回のアーティストは、日本の音楽シーンを牽引してきた伝説のロックバンド「GLAY」について書かせていただこうと思います。

GLAYについて】

メンバー:TERU(ボーカル)・TAKURO(ギター)・HISASHI(ギター)・JIRO(ベース)

結成:1988年

  1994年にX JAPANYOSHIKIさんのレーベルであるエクスタシーレコードからデビューし、以降数々の金字塔を打ち立て続け、日本の音楽界の先頭に立ってきた伝説のロックバンドです!

  私が中学2年生の頃、1番仲が良かった友人の1人がGLAYのファンでよく話していたことをきっかけに知りました。当時はロックバンドについて無知だったこともあり、全く興味がなく、よく友人の話を聞き流していました。そんな友人とも高校進学に伴って離れ離れになり、5年程が経った頃、ふとした時に思い出しサブスクで聞いてみたことでGLAYの音楽に出会うことになりました。初めて聞いた曲はサブスクの1番上に表示されていた『HOWEVER』で、あまりに衝撃的だったことを今でも鮮明に覚えています。柔らかなピアノの伴奏から優しく語りかけるような声に心を惹かれ、サビでの力強い高音ボイスに圧倒されてしまいました。当時辛いことが沢山あったこともあり、聴き終わった時には涙がこぼれていたことは今でも記憶に新しいです。以来4年間に渡ってずっと聴き続けている大好きなバンドです!

HOWEVER

HOWEVER

GLAYの魅力について】

  説明不要のバンドではありますが、私の思うGLAYの魅力についてお話しようと思います。

GLAYの魅力その①『郷愁に駆られる歌声と情景が思い浮かぶ作詞』

  GLAYの魅力でまず思い浮かんだのは、ボーカルのTERUさんの歌声とTAKUROさんの創りあげる歌詞だと思いました。そこにHISASHIさんとJIROさんが世界を作り上げると、向かうところ敵無しです!本当に恐ろしい才能…カタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ

  特にそれを如実に感じるのは『Winter,again』での一幕『生まれた街のあの白さをあなたにも見せたい』という歌詞。関西生まれ関西育ちのコテコテの関西人で雪すら見たことの無い人間でも、まるで雪国を故郷に持ったかのような感覚…。初めて聞いた時は思わず「嘘やん…」と思いましたね(苦笑)

Winter, again

Winter, again

GLAYの魅力その②『緊張と緩和のギャップ』

  例えが合っているか分かりませんが、よく漫才で緊張と緩和が大事なんてことを耳にしますよね。GLAYの曲はアップビートなロックと、ゆったりと進行していくバラードのギャップが凄すぎて、まるでタワーオブテラーのような…これは間違ってますね(笑) とにかく曲ごとに見せる顔にギャップがありすぎて、本当に同じバンドなのか…!?と疑ってしまうほどです!

  ロック調の楽曲の代表曲といえば『誘惑』ですよね!MVからカッコよすぎてヤバいです…!リリースから長い時が経っても色褪せないGLAYの象徴的な曲の1つです!

  反対にバラードとして私がおすすめしたいのが『HAPPINESS』という曲で、自分自身と向き合いたい時によく聞きます。特に冬の寒い夜、繁華街の喧騒の中でこの曲を聴くと、自然に涙がこぼれてきます…。

  話が逸れましたが、本当にこの2つの曲を同じアーティストが奏でているとは到底思えないほど驚いたことを覚えています。どちらのテイストでも独自の世界観をこれでもかと表現出来るのはGLAYならではの魅力だと思っています!

誘惑

誘惑

HAPPINESS

HAPPINESS

GLAYの魅力その③『メンバー同士の仲がいい』

  単純な魅力で申し訳ないです…( ˊᵕˋ ;) GLAYは地元函館から30年という長い時を共にしてきたというのに、今でも変わらず仲が本当に良いですよね。特に公式YouTubeで毎年恒例となった『カタカナ禁止飲み』では、その仲の良さがよく伺うことができ、普段の演奏では見えないメンバーのギャップにやられてしまいました(笑) 

【新企画 勝手にセットリスト】

  ここまで色々とGLAYの魅力について語ってきましたが、もしライブに行くなら聞いてみたいと思う曲を勝手にセットリストとして組んでしまおうというのがこの企画です!それぞれの曲に一言コメントも付けるので、是非参考にしてみてください!(…おこがましいですが笑) ※ 文字量の都合上、10曲(うちアンコール3曲)に統一します。

誘惑:この曲で始まったら最初からクライマックスです!笑

MERMAID:カラオケで上手く歌えれば最高の1曲。大抵は歌えない笑笑

Missing You:猛雪で風が強い日に聴きたい1曲。厳しい向かい風にも向かっていける勇気をもらえます!

Yes,Summerdays:一気に会場を夏にしてくれそうな1曲。本当に夏の匂いがしてきます(笑)

HOWEVER:コラム本編で書いたため割愛

HAPPINESS:コラム本編で書いたため割愛

BELOVED:人生の岐路に聞きたい名曲。この曲で私も挫折から立ち直れました。

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BETTY BLUETAKUROさんの昔のストックに残しており、近年音源化された1曲。GLAYの進化が止まらないことを教えてくれました。

Winter,again:コラム本編で書いたため割愛

SOUL LOVEGLAYで1番好きな曲。『ふいに心を奪った瞬間のあのトキメキよりも眩しい程に』この歌詞で在りし日の初恋の思い出が蘇ります。

【最後に一言〜歌詞を添えて〜】

  今回は第1回ということもあり、私の中での音楽観を変えてくれたGLAYについてお話しました。20代としては世代でもなんでもないのに、ここまで心を惹き付けられるのは、GLAYの魅力に他なりません。いつか必ずライブにも行ってみたいものです…。ここまでお付き合いいただきありがとうございました!次回は次代を担うシンガーソングライター『ビッケブランカ』さんについて語ります。ではでは!

『やがて来るそれぞれの交差点を 迷いの中立ち止まるけど それでも人はまた歩き出す』

                                                    BELOVEDより

伝説のゲーム「プロ野球PRIDE」について #6 『トレード市場に潜む闇深い問題』

  皆さんこんにちは!第6回の今回は、今一度プロ野球PRIDEのメインコンテンツ『トレード機能』について切り込んで行こうと思います!トレード機能については第3回と第4回で説明していますので、是非そちらもご覧下さい!

  トレードで選手を交換したい場合、基本的にはトレード掲示板にて『自分が出す選手・自分が希望する選手』を提案として掲載します。以下に例をあげておきます。

(例1) 1壮烈TS阪神サンズ出します。煌監督20枚希望です。

→この場合1壮烈とはシーズン1の壮烈レアのことを指し、TSとはタイムスリップという特殊カードのことを指しています。その後に球団名があるとより丁寧です。

(例2) 1壮烈TS阪神サンズ(煌20)出します。

→この場合も例1と同様の提案になりますが、様々な選手を同時に掲示板に書く場合、簡易化の為にこのように記載される方も少なくありません。

  上記のように選手と監督をトレードしたり、不人気球団選手とのレートを監督で調整してトレードするのが一般的です。1対1のピントレなどもありますが、価値が一定かつ長期的に所持できる監督をお金のように貯めて、いざと言うタイミングで大量放出し、選手を取りに行くのが一般的でしょう。

  ここまでトレード機能の基礎について説明してきましたが、中にはこのトレード機能にて問題が発生するなんてことも、ままあります。今回はそんなトレード市場における闇深い問題について取り上げます。

【トレード市場における詐欺行為】

  あくまでトレードはユーザー同士で行われるものであり、運営が全てを監視することは難しいものであると思います。そういったルールの抜け穴を巧みに利用した詐欺行為等も一定数存在しているそうです。

①大量の監督カードの中に同レアの選手カードを混ぜて数を偽装している。

  これは昔よく行われていた詐欺行為の1つです。1回のトレードで大量の監督カードがやり取りされる場合、その中に複数枚の選手カードを紛れ込ませていても気づかないことが考えられます。パッと見では見分けがつかない人もいるでしょう。現在ではあまり見かけなくなった手法ですが、2013、2014当時はよく見かけられた常套手段でした。

②上限を越えるトレードで、2回目のトレードが行われない。

  1回のトレードで交換出来る選手の上限は50枚なので(恐らく…)、100枚を2回に分けてトレードします。みたいな提案は詐欺に会う可能性が極めて高いと言えます。2回目のトレードが行われる保証なんてどこにもないですからね。運営からもこういったトレードに対しての声明が発表されており、このような提案には乗らないことが大切です。

RMT(リアルマネートレード)

  これは運営からも強く禁止されている行為でありますが、最もユーザー数が多かった2014年辺りから現在に至るまで存在している悪しき風習と言えます。現実世界での現金の受け渡しが行われた後、ゲーム内でトレードによる取引がなされるという行為ですが、こちらも先程と同様に、現金の受け渡しの後にトレードが行われる保証などありません。このような行為が蔓延してしまうと、トレード機能そのものを根本的に否定することになりかねませんので、あくまでもゲーム内でのやり取りに留めることを意識しましょう。

④代理覚醒・相互覚醒

  こちらは復帰してから初めて知ったのですが、現在のトレード市場ではトレンドになりつつある方法だそうです。プロ野球PRIDEでも重要な要素を持つ『覚醒』。こちらは同じ選手カード同士で強化することで更に強くなるという強化方法の1種であり、ガチャで被ったり、自球団カードでない場合、トレード不可のカードが当たった場合などに市場に出し、覚醒を代理することで報酬を受けるというものです。しかし、こちらも2回に分けた複数トレードに当てはまる為、自分のカードが戻ってくる保証はありません。こういった時の為に保証として事前に監督カードなどを渡しておくやり方もあるそうですが、問題が起こる前に不安な方は取らない方が無難な選択肢と言えるでしょう。

  他にも様々な問題が存在するトレード機能ですが、あくまで自己責任であるということを忘れないようにしてください。メッセージなどで取引内容に納得ができるか、トレード画面での選手の確認を怠らないこと、これらを意識すれば問題に巻き込まれることは防げるでしょう。通報機能なども存在しますが、自分のトレードは自分で責任をもって行うことを忘れないようにしてください。

  さて、今回のお話はここまでにしておきます!(かなり長くなってしまったので…)

  次回は古参の方必見!12年の歴史から紐解くコレクターの世界についてご紹介します!ご期待ください!!! ではでは!

伝説のゲーム「プロ野球PRIDE」について #5 『変わり映えの無いイベントに潜むサ終の気配』

  皆さんこんにちは!第5回となりました今回は、プロ野球PRIDEではもはや恒例行事のような扱いを受けている『イベント』についてです!

  ソシャゲのメインコンテンツと言えばこのイベントですよね。毎週どんな更新があるのかワクワクするはずなのですが…プロ野球PRIDEにおいてはその限りではありません。

【特徴③ 常習化したイベント】

  プロ野球PRIDEにも数々のイベントが存在しています。以下にその一例をあげておきます。

・グランドアーチ

・ダイナマイトナイン

・ミラクルホームラン

・日本縦断!ファン感謝祭

・プライドキャンプ

・ハイパーストラックアウト

・PRIDEバッティングセンター

PBC(PRIDE BASEBALL CUP)

・SOC(SPECIAL ORDER CUP)

・リーグ交流戦イベント

etc...

  上に書いたのは一例で、残りは不定期開催で年間に1度も開催されることが無いイベントが数個存在しますが、上記のイベントがメインになります。

  プロ野球PRIDEでは、上記8〜9個のイベントが週替わりで行われますが、そのルーティーンが常習化しすぎて、ある時期から一切新イベントが搭載されることがなくなりました。

  競争の激しいソシャゲ業界において、新イベントが全くないなんてことはあまりに異例です。たとえイベントの形式は変わらずとも、コラボやシナリオを変えてリリースするなど、多少なりとも工夫が施されるのがイベントというコンテンツなのですが…。

  その点プロ野球PRIDEはコラボもしませんし、シナリオなども存在しません。ただただ同じイベント、同じ報酬で、同じような単調な作業を繰り返すだけのゲームと化しています。ただこのような惰性な運営を続けていても12年間も愛されているゲームはそうそうありません!(笑)

  コラボといえば、プロ野球PRIDEにも全くなかった訳ではありません。私が知る限り2回外部とのコラボがあった気がします。

グラゼニコラボ

  アニメ『グラゼニ』とのコラボですね。普段実名選手がいるはずの場所に主人公の凡田がいます。個人的にはこういう野球漫画とのコラボは大いに賛成なのですが…色々権利の問題などがあって難しいのでしょうか…。

②稲村亜美コラボ

  2つ目はタレント個人とのコラボですね。こちらも『神スイング』で話題を呼んでいた『稲村亜美』さんとのコラボなので、野球ゲームとしてはシナジーが高かったものと思います。個人的にカードはとても好みです!

  以上のようにコラボをしていた期間もあったようですが、現在ではコラボのコの字すら出てきません…。新イベントもコラボも出来ないと考えれば、残る選択肢に『サ終』の2文字がどうしてもチラついてきますね…。運営さんには何卒奮起していただきたいです!

  今回はそんなところで終わります。次回はもう一度トレードのお話をしようと思います!現在のトレード市場や蔓延する闇深い問題に迫っていきますので、ご期待ください!!! ではでは!