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伝説のゲーム「プロ野球PRIDE」について #3 『トレード機能とサービス継続の関係性』

  こんにちは!第3回になりました、伝説のゲーム『プロ野球PRIDE』についてのお話です。今回はこのゲームの特徴とも言える『トレード機能』についてお話して行こうと思います。

  ソシャゲにおいてトレード機能は諸刃の剣でもあると個人的に考えているのですが、そんな機能を12年も昔から続けているのがこのゲームの特徴だと思っています。

  皆さんがよくご存知の『プロ野球スピリッツ a』でも、『プロスピ交換会』というイベントとして1年に1回のみユーザー同士の選手のトレードが実施されていますが、年1回です。大人気のイベントなのに年1回と渋る理由は、サービスの運営に大きな影響を及ぼすからです。

  例えば、いつでも選手やカードを自由にトレードできる状態にあった場合、何が起こるでしょうか?そうです。皆さん狙いの選手の為にガチャを引くことを辞めてしまうんですね。自分の好きな選手が出るまでガチャをしてしまうことによって、会社としては大きな売上に繋がるんですね。このようにソシャゲとトレード機能は非常にリスクを取ったものであることがよく分かります。

【特徴② トレード機能】

  『プロ野球PRIDE』ではこのトレード機能を通例として搭載してきました。今までの話で言うと、トレード機能はサービス継続の為に要らないような気もしますよね。ただこのゲームにおいてはその限りでは無いんです。なんせ12年も続いてますから(笑)

  私が思うに、トレード機能を搭載しても問題が無い理由としては、ずばり『ガチャが渋い』×『中々ガチャが引けない』ことがあげられると思います。まあ、単純な話ですよね。そもそも欲しい選手を引かせ無ければ、トレード機能があっても問題ない訳です。特にこのゲームに至っては、いわゆる『ガチャ石』に該当するものを本当に配布しません(笑) それはもうびっくりする程に!そんなこともあり、滅多に最高レアリティをガチャで当てるなんてことは出来ません。それが故に、トレード機能を駆使してなんとか欲しい選手にありつこうと言うのが、このゲームの欲求を掻き立てられる本質なのでしょうね。

  実際はイベントをある程度こなして、トレード機能を使って、わらしべ長者のようにトレードを繰り返していけば、最高レアリティにたどり着くことも出来なくはないですが、やはり新規の方は中々強くなることが出来ずに辞めてしまうことになりますね。とはいえ、筆者のように無課金でも最高レアリティを手に入れられることも出来るので、ゲーム性が崩壊していることは無いということを強くお伝えしたいです。

  その点無料で配布されるチケットなどで最高レアリティを当てることが出来れば、一転ブルジョワジーな気分を味わえることも、このゲームの魅力でもあります(笑)

  さて、トレード機能についてのお話はまだ続きますが、長くなってきたので次回に持ち越そうと思います!ではでは!